Magfine education

もくじ

28. どこに磁石が使われているか vol.1

28-1 家電製品を動かすモーターの仕組み

モーターを分解すると、内側で回転するローター(回転子)と、外側に固定されたステーター(固定子)の2つに分かれます。ローターは磁石、ステーターは電気を流した時だけ磁力が発生する電磁石で、電気を流すとローターとステーターの間に反発する力が発生し、それがモーターの動力となっています。おもちゃで使われるような小さなモーターはローターが電磁石、ステーターが磁石という逆の構造になっています。

モーターは扇風機や掃除機、洗濯機、電子レンジやパソコン、スマートフォンなど私たちの日常生活を取り囲むあらゆる家電製品に入っていますが、中でも大量に使われているのが自動車。ミラーやワイパー、パワーステアリング、パワーウインドーなど、1台の自動車には100個以上のモーターが使われており、ハイブリッド車や電気自動車では駆動モーターとして自動車自体を動かします。