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もくじ

7. アルニコ磁石

7-2 20世紀半ば、磁石の主流に

20世紀半ば、一躍磁石の主役に踊り出たアルニコ磁石でしたが、もろくて割れやすく、製造段階で形状を決めなければならないという難点がありました。希少金属であるコバルトを多く含むため価格が高いという問題もあり、1977年〜78年には主な生産地であるザイール(現コンゴ民主共和国)で内乱が発生し、コバルトの価格が約5倍に高騰する事態も起きました。

この「コバルトショック」もきっかけとなり、アルニコ磁石の生産量は低下していきますが、現在でも一部のスピーカーや計測器などに使われています。