Magfine education

もくじ

25. 核磁気共鳴画像法

25-1 エックス線CTからMRIに

体の中を診断する医療機器にエックス線CT(コンピューター断層撮影法)という装置があります。人体をぐるりと一周するようにエックス線を照射すると、内臓や骨の位置によって透過するエックス線の量が異なり、それが濃淡のパターンとして得られます。この情報をコンピューターで処理して再構成することで体の断層像を得るものです。

エックス線CTは1970年代初めに開発されて以来、生体に傷を付けない検索方法として広く利用されるようになりましたが、エックス線を使うため放射線障害の危険性があり、診断の回数や時間などが制限されています。そこで、放射線障害の心配のない新たな断層撮影法として登場したのが磁気技術を応用したMRI(磁気共鳴映像法)です。