Magfine education

もくじ

17. 磁力線

17-1 N極からS極へ向かう磁石の力

磁石からはN極から出てS極に戻る磁力の流れ「磁力線」が放出されています。磁力線は途中で分岐したり交差したり途切れたりすることはなく、なるべく短距離でN極とS極を結ぼうとし、磁力線同士は反発し合うという性質があります。磁力線の集まりのことを「磁束」といい、単位面積当たりの磁力線の数を「磁束密度」として測ることができ、磁束密度は磁石の強さを表します。

人間の目では磁力線を直接見ることはできませんが、磁石のそばに砂鉄をばらまくと渦や筋ができ、磁力線の振る舞いをイメージできます。砂鉄で描かれる磁力線は両極に行くほど濃くなり、中間付近ではまばらになり、磁石から遠ざかると磁力が及びません。2つの磁石のN極とS極を向き合わせると磁力線は真っすぐ1方向に進み、同じ極同士を向き合わせると避け合っているのが分かります。