Magfine education

もくじ

27. 磁石を切る

27-1 磁石を切っても残る磁極

両極にN極とS極がある棒磁石を真ん中で切ると2つの磁石に分かれます。このとき、N極側の断面は新たにS極となり、S極側の断面は新たにN極になります。2つに分かれた磁石の両方にN極とS極ができるのです。その磁石をさらに小さく切ってもまた片側にN極、もう片側にS極が発生します。どんなに細かく切っていっても、その断片は必ず2つの磁極を持つ磁石になります。

磁石内部では小さな磁石がN極とS極が向き合って規則正しく並んでいるため、隣同士で磁場を打ち消し合っています。ところが磁石の両端は打ち消し合う相手がいないため、切られたて端になったところに、磁極としての性質が表れるのです。なお、棒磁石を長い方向に切った場合はN極とS極はそのまま両極に残ります。