Magfine education

もくじ

4. 羅針盤コンパス

4-2 羅針盤が示すN極と地球のN極のズレ

磁石はN極とS極が引き寄せ合い、N極とN極、S極とS極が反発し合います。そのため、地球の回転軸を一本の棒磁石と考えると羅針盤のNが指す北極はS極で、南極がN極ということになります。紛らわしいので、船舶などでは磁石のN極は赤磁極、S極は青磁極とも呼んで区別されます。

実際の地球の回転軸の中心と磁極には約1.6キロメートルのずれがあり、誤差が発生します。また、船体や積み荷などの鉄の影響による「自差」と呼ばれる誤差も生じます。そのため船舶や航空機には、磁石ではなくコマ(ジャイロ)の原理を応用したジャイロコンパスも使われています。